社員旅行で何に気をつければ良いですか？

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ピカイチ先生の税法指南
社員旅行で何に気をつければ良いですか？

ケンちゃん	「先生、おはようございます。」
ピカイチ先生	「おはよう、今日も早いのう。」
ケンちゃん	「ところで、先生この間の監査の時に、社員旅行についてお客様から聞かれたんですが。」
ピカイチ先生	「どんなことかの。」
ケンちゃん	「えっと、ちょっと待ってください。」
顧客のファイルをめくるケンちゃん
ケンちゃん	「ありました。社長と部長で行かれたらしいんですが、税務署の調査官から指摘されたみたいです。えっと現物給与と役員賞与にあたるって。」
にし代理	「会社の特定の人のみと言うのは、問題があるね、やっぱり公平さがないとね。」
ピカイチ先生	「特定の部所単位というのは、場合によっては認められるがの。」
ケンちゃん	「はい、解りました。」
みとちゃん	「海外旅行はどうなの？」
にし代理	「なかなか難しいよ。一般的には、賞与扱いにしている会社が多いみたいですね。」
ピカイチ先生	「内容が、仕事かレジャーとかにもよるがの。」
みとちゃん	「例えば、どうやって区別するんですか？」
にし代理	「予定表を作ったり、回った所の写真やパンフレットをとっておいたりかな。」
ピカイチ先生	「例えば（図1）のように比率の基準にして、業務だと言う事もあるじゃろ。」
みとちゃん	「えっと・・・・・・・・」
領収書をめくる、みとちゃん
みとちゃん	「先生、このR社の林課長との親睦会ってなあに？」
ピカイチ先生	「えっと・・・・・・それは、行動予定表に示したように、業務上の・・・・・・・」
みとちゃん	「あんた。」
ピカイチ先生	「はい。」
どうも、内容は、全て、みとちゃんに否認されたもようです。